Microsoft Teams でリアルタイム翻訳字幕を出す方法(Teams Premium がなくても)
Teams のライブキャプションは誰でも使えますが、「翻訳」字幕は会議の開催者に Teams Premium か Microsoft 365 Copilot のライセンスがあって初めて全員が翻訳言語を選べます。開催者にない場合は Avoce を。Chrome でウェブ版から Teams 会議に参加し、拡張機能をクリックすれば、ライセンスも IT への申請もなしに自分用の二言語字幕が出ます。
Teams 内蔵の字幕と翻訳:無料と有料の違い
Microsoft の公式ヘルプによると、Teams 会議のライブキャプションは Microsoft の音声認識で生成され、参加者は誰でも「その他の操作 › 言語と音声 › ライブキャプションを表示」から有効化でき、会議終了後は保存されません。翻訳字幕は Teams Premium と Microsoft 365 Copilot のアドオンライセンスの機能で、会議の開催者にライセンスがあれば、全参加者が自分のライセンスなしで翻訳言語を選べます。
- ライブキャプション(原語):無料で、自分で有効化。
- 翻訳字幕:開催者に Teams Premium か Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要。あれば会議の全員が使える。
- 約50の話し言葉を認識し、翻訳先は繁体字中国語・日本語・韓国語・ベトナム語・タイ語を含む28言語。
- 複数人が同時に話すと精度が落ちる。字幕は保存されないので、記録が必要なら別途「トランスクリプト」を有効に。
Avoce で字幕を出す手順
- Chrome ウェブストアから Avoce 拡張機能をインストールし、avoce.ai に一度ログイン。
- Teams 会議のリンクを開き、アプリ起動を促すページで「このブラウザーで続ける」を選ぶ。
- 会議に入ったらツールバーの Avoce アイコンをクリックし、元言語(自動検出も可)と翻訳先を選んでタブの翻訳を開始。
- 二言語字幕が Teams ウェブ版の画面に浮かびます。ドラッグや文字サイズ変更が可能で、元の音声もそのまま聞こえます。
- 会議後は文字起こしを書き出せます(txt・Markdown・SRT)。
内蔵字幕と Avoce、どちらを使う?
| Teams 内蔵の翻訳字幕 | Avoce 拡張機能 | |
|---|---|---|
| 必要なライセンス | 翻訳には開催者に Teams Premium か Microsoft 365 Copilot が必要 | ライセンス不問。どの Teams 会議でも可 |
| 誰が有効化するか | 開催者のライセンス次第。参加者は言語を選ぶだけ | 自分でインストールして開始。IT への申請は不要 |
| 使うクライアント | デスクトップアプリ・ウェブ・モバイルのいずれも可 | ウェブ版のみ(拡張機能はタブ音声を取り込むため) |
| 字幕が見えるのは | 自分だけ | 自分だけ |
| 会議以外 | Teams 内のみ | Meet、Zoom ウェブ版、Webex、YouTube、ライブ配信でも使える |
| 費用 | 開催者のアドオンライセンスに含まれる | 分単位のポイント制。1ポイント=1分、新規アカウントは20分無料 |
このプラットフォームでの注意点
Avoce 拡張機能が取り込むのはブラウザの「タブ」の音声です。相手の発言が字幕になり、自分のマイクはタブ音声に含まれません。字幕は自分の画面にだけ表示され、会議や動画には送られず、会議にボットを入れる必要もありません。
- 必ずウェブ版を使ってください。デスクトップアプリの音声はブラウザのタブにありません。会社の PC が常にアプリを開く設定なら、Chrome のアドレスバーに teams.microsoft.com と入力して参加できます。
- Teams の無料の原語ライブキャプションと Avoce は同時に使えます。片方で原文、もう片方で訳文を確認できます。
- 自分の発言にも字幕を付けたい場合は、別途 avoce.ai/live をマイクで開いてください。
- 会社のデバイス管理ポリシーで拡張機能が制限されている場合は、事前に Chrome に拡張機能を入れられるか確認してください。
1時間の会議 ≈ 60ポイント。$10.99/180ポイントのパックなら約3.7ドル。文字起こしのみなら4分の1(1ポイント=4分)。
よくある質問
Teams Premium を持っていなくても翻訳字幕は見られますか?
会議の「開催者」に Teams Premium か Microsoft 365 Copilot のライセンスがあれば翻訳言語を選べます。なければ Teams 内では原語の字幕だけです。Avoce はライセンスを問わず、どの Teams 会議でも使えます。
なぜ Teams のウェブ版でないといけないのですか?
拡張機能が取り込むのはブラウザのタブの音声です。デスクトップアプリは独立したプログラムで音声がタブを通らないため、取り込めません。
会社の IT に分かりますか?ポリシー違反になりませんか?
Avoce はあなたのブラウザ内で、もともと聞こえている音声を処理するだけです。会議に参加することも Teams の設定を変えることもなく、音声はリアルタイム処理で Avoce のサーバーには保存されません。会社のデータポリシーに合うかどうかは、社内の規定に従って判断してください。
Teams のライブキャプションは保存されますか?
Microsoft の説明では、会議終了後に字幕は保存されません。記録が必要なら別途「トランスクリプト」を有効にしてください。Avoce の文字起こしはブラウザ内に残り、txt・Markdown・SRT で書き出せます。